両側感音性難聴で障害年金2級を受給|岩手県奥州市30代の実例

【両側感音性難聴で障害年金】数十年前の初診日を証明して受給した事例

仙台障害年金請求専門サポート(旧:仙台・盛岡障害年金センター)にご相談後、障害年金請求支援を依頼された岩手県奥州市在中の方の障害年金受給事例をご紹介いたします。

基本情報

ご相談者様女性(30代)
傷病名両側感音性難聴
決定した障害年金障害基礎年金2級
受給金額年額81万円
契約日から請求まで約3ヶ月
請求から支給決定まで約2ヶ月

ご相談者様の状況

幼少期より難聴であったものの、栄養士として厨房に勤務。

周りに配慮してもらいながら働いていました。

銀行や市役所などの窓口でのやり取りには、市の要約筆記者などの同行者が必要になります。

ご本人様は「病院が廃院していて証明が取れないかもしれない」と不安を感じており、仙台障害年金請求専門サポートの1分受給判定を通じて、ご相談いただきました。

ご相談時に確認したこと

発症が幼少期のため、長期間を経ての請求となります。

初診日が何歳頃か、これまでの通院歴、そして現在の症状や仕事・日常の状況を丁寧に確認しました。

請求のポイント

初診日が数十年前であり、当時通院していた医療機関がすでに廃院していたことが最大の課題でした。

受診状況等証明書などを取得できないので、どのように初診日を証明するかが重要なポイントとなりました。

請求を進める点で工夫した点・苦労した点

初診日の証明に苦労しました。

ご本人の記憶をもとに、当時を知るご家族や友人などを探し、第三者証明書の作成を依頼しました。

さらに、当時の病状を証明になり得る資料を一つひとつ探し集め、書類として整理・添付することで、認定医がスムーズに審査できる様工夫しました。

主なサポート内容

  • 請求書類一式を私学共済へ取り寄せ依頼
  • 年金納付記録の確認
  • 受診状況等証明書が添付できない申出書作成
  • 第三者証明書作成依頼
  • 医療機関への情報提供書の作成
  • 診断書作成依頼
  • 診断書内容確認
  • 病歴、就労状況等申立書作成
  • 年金生活者支援給付金請求書作成
  • 請求書類作成、年金機構へ提出

結果

請求の結果、障害基礎年金2級に認定されました。

担当者のコメント

仙台障害年金請求専門サポートでは基本的にチャットでやり取りを行います。

「伝わりやすさ」を常に意識し、専門的な内容もわかりやすく説明することで、ご本人が安心して手続きを進められるよう心掛けました。

困難な場面もありましたが、ご本人様と一緒に最後まであきらめず、受給までたどり着けて良かったです。