障害年金の診断書料金が高いと感じる?相場と押さえておくべき注意点を専門家が解説

障害年金の診断書料金が高いと感じる?相場と押さえておくべき 注意点を専門家が解説

障害年金を請求(申請)しようとすると、医療機関から発行される診断書の料金が「思ったより高い」と感じるケースがあります。

なぜ費用が高いのか、相場はどの程度なのか。

本記事では、障害年金の診断書料金が高くなる理由と、依頼時に知っておくべき実務上の注意点をまとめます。

障害年金の診断書が高い理由

障害年金の診断書料金が高い理由は次の3点に整理できます。

  • 診断書の記載内容が多く、医師の専門的判断が求められるため
  • 通常の診断書とは異なり、作成に時間と労力を要するため
  • 医療機関ごとに料金設定が可能であり、統一価格ではないため

障害年金の診断書は自費文書

障害年金で使用する診断書は、健康保険法に基づく“保険給付のための書類”ではなく、医療機関が自由に設定できる「自費文書」に分類されます。

また、障害の状態を詳細に記載する必要があり、日常生活能力、検査データ、症状の経過など、医師の専門的判断に基づく評価を行います。

一般的な診断書より記載量が多く、作成時間も長くなるため、料金が10,000〜20,000円程度になることが珍しくありません。

「相場」との比較で「高い」と感じる理由につながります。

診断書の内容は認定結果に大きく影響する

実務上の注意点として、診断書の「内容」が障害年金の認定結果に大きく影響する点が挙げられます。そのため、障害の状態が適切に反映されているかが重要です。

この点、医師も限られた時間の中で一定期間の病状の経過や日常生活の困りごとも含めて記載する必要があります。

さらに、診断書には有効期限があり、提出日から3か月以内のものが原則とされています。

スケジュール管理が不十分だと再発行が必要になり、追加の手間や費用が発生する点に注意が必要です。

このような理由からも自由記載の診断書よりも労力が大幅にかかることを理解する必要があります。

まとめ

障害年金の診断書は内容が専門的であり、料金が高くなるのは自然な仕組みです。

また作成に時間がかかる可能性があることも理解しておく必要があります。

費用よりも内容の正確さが何より重要です。

迷う場合は、社会保険労務士など専門家へ早めに相談してください。