解離性大動脈瘤で障害年金3級を受給|登米市60代の実例

解離性大動脈瘤で障害年金3級を受給

仙台障害年金請求専門サポート(旧:仙台・盛岡障害年金センター)にご相談後、障害年金請求サポートを依頼された宮城県登米市在中の方の障害年金受給事例をご紹介いたします。

基本情報

ご相談者様男性(60代)
傷病名解離性大動脈瘤
決定した障害年金障害厚生年金3級
受給金額年額62万円
契約日から請求まで約2.5ヶ月
請求から支給決定まで約3ヶ月

ご相談者様の状況

障害年金について医師に相談したところ「人工血管置換術で障害認定は聞いたことがない」と言われ、どこにも相談できず困っておられました。

しかし「本当に障害年金の対象にならないのか知りたい」と思い、弊所にご相談くださいました。

ご相談時に確認したこと

発症は約20年前とかなり前のことであったため、当時の診療記録が残っているか、また初診日を証明できる資料があるかを確認しました。

併せて、現在の日常生活の状況や身体の状態についても詳しくお伺いしました。

請求のポイント

初診日である約20年前の記録が残っている可能性は低いため、初診日の特定に時間を要すると考えました。

また、現在通院している医療機関の医師が障害年金に対して否定的でしたので、診断書作成自体も難しいと思いました。

請求を進める点で工夫した点・苦労した点

参考資料を探すための時間がかかったので、それ以外の書類が揃った時点で請求しました。

また、診断書については現在通院している医療機関では難しかったため、以前より別疾患で通院している医師に作成いただきました。

主なサポート内容

  • 年金納付記録の確認
  • 受診状況等証明書の作成依頼
  • 受診状況等証明書が添付できな申立書の作成
  • 初診日に関する証明書収集
  • 医療機関への情報提供書の作成
  • 診断書作成依頼
  • 診断書内容確認
  • 病歴、就労状況等申立書作成
  • 年金生活者支援給付金請求書作成
  • 請求書類作成、年金機構へ提出

結果

結果として、障害厚生年金3級に認定されました。

20年前の発症という難しい条件の中でも、地道な資料収集と丁寧な申立書作成により、無事に支給へとつなげることができました。

担当者のコメント

初診日を裏づける明確な書類が一切なかったため、少しでも証拠となり得る資料を探し出し、慎重に整理して提出しました。

「もう難しいかもしれない」と感じていたご依頼者様のお力になれて本当に良かったです。