胸髄症・腰部脊柱管狭窄症で障害年金3級を受給|仙台市若林区40代の実例

【胸髄症などで障害年金】私学共済で障害年金を受給した事例

仙台障害年金請求専門サポート(旧:仙台・盛岡障害年金センター)にご相談後、障害年金請求支援を依頼された宮城県仙台市在中の方の障害年金受給事例をご紹介いたします。

基本情報

ご相談者様男性(40代)
傷病名胸髄症
腰部脊柱管狭窄症
決定した障害年金障害共済年金3級
受給金額年額約60万円
契約日から請求まで約5月半
請求から支給決定まで約3ヶ月

ご相談者様の状況

両足の痛みやしびれがひどく、歩行可能な距離が短くなってきており、職場でも主にデスクワークを行うなどの配慮を受けている状態でした。

障害福祉事業所の支援員の仕事をしていたため、障害年金についての知識はあったものの就労支援施設からの紹介で仙台障害年金請求専門サポートにご相談いただきました。

ご相談時に確認したこと

胸髄症と腰部脊柱管狭窄症の傷病内容を確認し、それぞれの診断経緯・症状の進行状況・通院歴を整理。

その上で請求方法を慎重に検討しました。

請求のポイント

当初は「初めて2級(基準傷病)」での請求を視野に入れて進めていくことにしました。

ただし、私学共済独自の請求ルールがあり、通常の年金機構とは異なる対応が求められるため、
その点を慎重に確認しながら進める必要がありました。

請求を進める点で工夫した点・苦労した点

私学共済は障害年金請求書類を取り寄せる必要があります。

しかし、電話がなかなか繋がらず、最初の一歩を踏み出すまでに1週間以上を要しました。

さらに、「初めて2級」の制度について窓口担当者が把握しておらず、何度も説明と確認を重ねる必要がありました。

また、診断書を依頼できる医療機関を探すのにも時間がかかりました。

最終的にはすべての書類を整え、私学共済の指定に沿って提出できるよう細部まで丁寧に確認・調整を行いました。

主なサポート内容

  • 請求書類一式を私学共済へ取り寄せ依頼
  • 年金納付記録の確認
  • 受診状況等証明書の作成依頼
  • 医療機関への情報提供書の作成(2通分)
  • 診断書作成依頼(2通分)
  • 診断書内容確認(2通分)
  • 病歴、就労状況等申立書作成
  • 年金生活者支援給付金請求書作成
  • 請求書類作成、年金機構へ提出

結果

請求の結果、当初の請求方法とは異なりましたが障害共済年金2級に認定されました。

担当者のコメント

「初めて2級」での請求が難しい中でも、何とか最善の方法を模索しながら進めました。

私学共済制度特有のルールが多い分、丁寧な確認と根気強い対応が必要でしたが、ご本人の生活が少しでも安定につながれば嬉しく思います。