障害年金の請求は、必要な書類の準備や病院・年金事務所とのやりとりなど、思った以上に手間がかかります。
「やらなきゃ…でも正直めんどくさい」
そう思ってしまい、途中で挫折してしまう方も多いです。
そこで今回は、実際にご相談いただいた事例をもとに、手続きを少しでもラクに進めるための方法をまとめました。
まずは一人で抱え込まない事
障害年金の手続きは、すべてを自分だけで行う必要はありません。
ご家族や友人、医療機関の相談員(ソーシャルワーカー)、そして社会保険労務士など頼れる人を探しましょう。
- 病院同行や書類の提出を家族や友人にお願いをする
 - 医療機関の相談員(ソーシャルワーカー)に診断書の手配や障害年金受給の流れを相談する
 - 信頼できる社会保険労務士に一任する
 
社会保険労務士に相談した場合、障害年金の制度に基づいた専門的なサポートが期待できます。
誰かに頼ったときの注意点
「全部任せてしまいたい」と思うかも知れませんが、丸投げはトラブルの元です。
書類作成や費用負担など、役割分担をあらかじめ確認しておきくことでトラブルを防げます。
- 書類の作成は誰が行うか
 - 診断書等の費用が発生する部分はどのように負担するのか
 - 最終的な確認は本人も目を通す事
 
自分で進める場合は「手順を分ける」
やることが多すぎると、何から手をつけていいか分からず挫折してしまいます。
手続きを小さなステップに分けてみましょう。
- 年金事務所に相談に行く
 - 初診日を証明する書類を準備する
 - 医師に診断書を依頼する
 - 病歴・状況等申立書の下書きをする
 
このように分けて進めることで「めんどくさい」と感じる気持ちを軽減できます。
まとめ
障害年金の請求は正直めんどくさい手続きです。
しかし、誰かの力を借りたり進め方を工夫したりすることで、その負担は確実に減らせます。
「手続きが大変そう」と途中で挫折してしまった方も、誰かに相談してみることで障害年金を受け取れる可能性が広がります。
「自分には無理かもしれない」と思っても大丈夫。
あなたに合った方法で一歩ずつ進めていきましょう。

