統合失調症で障害年金3級を受給|仙台市20代の実例

【統合失調症での障害年金】初診の病院が閉院して受給できた事例

仙台障害年金請求専門サポート(旧:仙台・盛岡障害年金センター)にご相談後、障害年金請求支援を依頼された仙台市在中の方の障害年金受給事例をご紹介いたします。

ご相談者様の基本情報

ご相談者様女性(20代)
傷病統合失調症
決定した障害年金障害厚生年金3級
受給金額年額62万円
契約から請求まで約2ヶ月
請求から支給決定まで約2ヶ月

ご相談者様の状況

強い不安感や妄想、幻覚が続き、日常生活を送ることすら難しい状態でした。

一時的にパート勤務をされていましたが、体調が安定せず退職。

ご相談時には「家でぼーっとしているか、寝ているかしかできない」と話されていました。

障害年金の請求を自分で進めることも考えたものの「後悔したくない」「最初から専門家と一緒にやりたい」という思いからご相談いただきました。

ご相談時に確認したこと

これまでの通院歴や就労状況を丁寧にお聞きしました。

中高生の頃から強い不安感や焦燥感、被害妄想が見られていたことがわかりました。

請求のポイント

初診の医療機関が通院翌日に閉院しており、初診日を証明できる資料がないことが最大の課題でした。

しかし、その後の通院状況や診療記録の整合性から、初診日の特定に問題がないと判断。

慎重に書類を整え、請求手続きを進めました。

請求を進める点で工夫した点・苦労した点

初診の医療機関がすでに閉院していたため、初診日の証明に苦労しました。

しかし、当時の医療機関について報じたメディア記事が残っていたため、その写しを添付。

客観的な資料として初診日の根拠を補強し、認定に必要な書類を整えることでスムーズに請求を進められました。

主なサポート内容

  • 年金納付記録の確認
  • 医療機関への情報提供書の作成
  • 診断書作成依頼
  • 診断書内容確認
  • 病歴、就労状況等申立書作成
  • 受診状況等申立書が添付できない申立書作成
  • 閉院先のメディア記事探索・添付
  • 年金生活者支援給付金請求書作成
  • 請求書類作成、提出

結果

請求の結果、障害厚生年金3級に認定されました。

担当者のコメント

初診日の証明が難しいケースでしたが、病歴の流れを丁寧に整理しました。

その結果、矛盾のない形でまとめることでスムーズに認定されました。

照会もなく2か月未満というスピード決定だったため、ご本人も安心されたご様子でした。