自閉症スペクトラム障害(ASD)で障害年金2級と遡及金額650万円受給|岩手県釜石市40代の実例

【自閉症スペクトラム障害(ASD)】障害年金2級と遡及金額650万円をじゅきゅうした事例

仙台障害年金請求専門サポート(旧:仙台・盛岡障害年金センター)にご相談後、障害年金請求支援を依頼された宮城県仙台市宮城野区在中の方の障害年金受給事例をご紹介いたします。

ご相談者様の基本情報

ご相談者様女性(40代)
傷病自閉症スペクトラム障害(ASD)
決定した障害年金障害厚生年金2級
受給金額年額150万円
遡及金額650万円
契約から請求まで約6ヶ月
請求から支給決定まで約2ヶ月

ご相談者様の状況

仕事を始めても体調や特性の影響で継続が難しくなり、結果的に離職してしまう、という状況を繰り返していました。

そんな状況の中、弊所の受給可能性判定から相談のお申し込みをいただきました。

ご相談時に確認したこと

仕事をしては仕事に行けなくなり、という繰り返しの状況だったので「いつの時点で請求するのが適切か」「就労していた期間がどのように評価されるのか」といった、実務的な観点を中心に請求方法を整理していきました。

請求のポイント

受診状況等証明書の発行がスムーズにできるかがポイントでした。

医療機関が遠方であったことと転院するきっかけが決してポジティブな理由ではなかったためです。

請求を進める点で工夫した点・苦労した点

障害認定日時点はフルタイム就労しており、障害認定日到来直後に休職に入ったなど、就労状況について詳細に確認し、それを請求書類に反映する必要がありました。

また封緘されていた診断書の内容について日付の記載誤りがあるなど「そのまま提出」しては等級判定に不利になる可能性があったということもありました。

また、障害認定日到来後に、婚姻したため、配偶者の所得に関する証明書の発行などが必要となりました。

主なサポート内容

  • 年金納付記録の確認
  • 医療機関への情報提供書の作成
  • 診断書作成依頼
  • 診断書内容確認
  • 障害給付請求事由確認書作成
  • 年金裁定請求の遅延に関する申立書作成
  • 病歴、就労状況等申立書作成
  • 年金生活者支援給付金請求書作成
  • 請求書類作成、提出

結果

請求の結果、障害厚生年金2級が認定され、6年間の遡及決定もされました。

担当者のコメント

受診状況等証明書の作成依頼のときに「診断書書けますよ」という医師からのお申し出をいただきました。

果的に遡及請求ができ、遡及での受給となりました。

障害年金は「さまざまな方」とのつながりの中で請求するものだと実感しました。